2016.02.16
傷つけた相手への復讐は必要か?
こんにちは。
カウンセラーの和田直子です^^
人は誰しも心に傷を持っています。
その傷が一向に塞がっていないにも関わらず見て見ぬフリをしている人
治りかけの傷を掻きむしって蒸し返す人
傷口を縫い合わせ、治った傷を受け入れ抱えて生きている人
本当に傷の抱え方も様々です。
多くの人は、自分ではない、誰かにつけられた傷を持っている
そして、自分を傷つけた相手を憎んだり恨んだり
未だに怒りを抱えながら仕返しのチャンスを狙っていたりもします。
自分を傷つけたことは確かに許せないこと
だから相手にも同じ傷を味わわせてやりたいというのは
誰しも抱いたことのある気持ちでしょう
(もちろん、私も過去にあります^^)
その感情は否定する必要はないと思います。
傷つけられて怒りを感じたり、嘆き悲しんだりすることは誰しもに必要なことなので
けれど、相手への復讐って本当にしていいことが起こるのか
一歩立ち止まって冷静に考えてみたいものです。
例えば相手が故意に傷つけてきたとしたら
相手は見えない土俵を構えていて、
そこに自分が仕返しをしようとするということは、
相手と同じ土俵に立つということ
いわば、相手と同じレベルに成り下がるということなのです。
自分のレベルを下げてまでする仕返しは幸せなことなのでしょうか?
ただ、許せないという感情のままに突っ走るということは
そういう落とし穴があるのだという事を忘れてはいけないと思います。
その落とし穴に落ちてもいいと思うのなら話は別ですが
(それだけの覚悟を持っているという意味でね)
では、同じレベルに成り下がるということはどういうことなのでしょう?
相手を観察してみてください
相手はとても人から好かれている人でしょうか?
周りに人が沢山いる人でしょうか?
仕事ができる人でしょうか?
何事にも立ち向かえる心を持っている人でしょうか?
ぶつかっても受け止められる広い心を持っている人でしょうか?
その答えが自分はYESでも、相手がNOならば
そのNOのレベルに自分は落ちるということ
それを自分は許すという行為なのだということです。
たかだか仕返しが、後に大きなしっぺ返しを食らうのは
こういうことが要因の一つでもあるのだと思います。
相手を憎めるエネルギーがあるのなら、
許す心に変換できる
それは容易なことではないけれど、
出来るとか、許したいとか、そういう自分でありたい
そう心から思える人だけに手に入れられる豊かさなのだと思います。
復讐の心はとても醜いです
何とかして同じ傷を・・・
そう考えている時の自分の顔をマジマジと鏡で見てみてください
その自分の顔、心から好きと言えますか?
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