カウンセラーの大西さおりです。

正しいか、正しくないか？

わたしたちはこんな二者択一のはっきりしたわかりやすい答えを求めがちです。

でも実際の生活の中では、完全に正しい、正しくないと白黒はっきりつけられることはそれほど多くはありません。

またあるときは「Ａが正しいがＢもまた正しいときもある」といったように、答えがいくつもあるということもあり得ます。

そうなると考えなくてはならないことがでてきます。

その正しさは本当なのかということです。

いくつもある答えの中からひとつだけを「正解」だと決めつけてほかを間違いだとみなしてはいないか。

相手にも同じことを求めたり押しつけているとしたら、どうでしょうか。

それは“自分にとって”の正しさにすぎないのかもしれないと疑問を持つことが必要なのです。