カウンセラーの大西さおりです。

人生は選択の連続です。

今日の昼ごはんはなにを食べようかといった小さなことから、進学や就職や結婚という大きな決断まで、わたしたちはなにかを選び続けているといってもいいのかもしれません。

ただ、選択には迷いがつきものです。

Ａと言う道を行くべきか、Ｂの道を行くべきか。

選択肢を前に途方に暮れるかもしれません。

ここで「正しい選択、間違いのない選択」をしようとすると、行き詰まってしまいます。

多くの場合、どちらかひとつを選んだとしたらもう一方の道を同じように経験することはできません。

もう一度別の人生を送ってみて比較するということができない以上、絶対に正しい選択というのはありえないのです。

この人がそう言うなら間違いないはず、と誰かの意見に従うという方法もあるかもしれません。

盲目的に従うだけで自分が決断することを放棄してしまうと、うまくいかなかったときにすべて相手のせいにしてしまうということにもなりかねません。

要はそのときの自分自身が「納得して」選択し決断することが大切なのです。