カウンセラーの大西さおりです。

私が子どものころ、夏といえば子どもたちはみんな真っ黒に日焼けをしていました。

夏休みが終わると、たがいにどれくらい黒くなったか競い合ったりしたものです。

日焼けというのは子どもたちにとって、海やプールにいったり遊びまわったりした証拠。

いわば“勲章”みたいなものだったのです。

日光=健康と考えられていて、夏だけでなく他の季節でも乳幼児などは「日光浴」をさせられていました。

（私も赤ちゃんだったそんな写真が残っています）

でもいつの間にか時代は変わります。

今では過度の紫外線は健康に良くない影響を与えるといわれています。

それにしたがって、真っ黒に日焼けした子どもの姿も見なくなりました。

かつては良いとされていたことも、時代とともに変わります。

そして時代の変化はどんどん進んでいきます。

自分の価値観や考え方を変えることは、むずかしいものです。

けれどその変化には理由があります。

新しい理由を受け入れ、さらに変化を受け入れることができる柔軟さを大切にしていきたいものです。