こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

今でも時々、これを認めてしまったら負けのような気がするとか

病気を認めてしまったら、自分はおかしくなってしまう気がするとか

大嫌いなあの人を認めると悔しいとか

色々な葛藤の意見を聞くことがあります。

この考え方は私個人も過去に思っていたことなので、よく解ります。

自分の負けを認めることができないからこそ

起きてしまう不具合というのがあります。

上記にあげた声はまさにそういう状態を引き起こしていたりします。

そもそも人間関係において勝ち負けは存在しません。

勝負の世界においてのみなので、それをわざわざ持ち出すことで

健全な人間関係を築きにくいという不具合が生じます。

それなのに拘ってしまうのは、悔しい気持ちの処理に困ったり

起こっていない未来に対する恐怖と不安が故でもあります。

自分に自信がないからこそ起こる心の働きでもあったりします。

認めないことで生じている不具合が事実なのであれば、

認めてしまうことで起こらない不具合が必ずあります。

認めないと、嫉妬の感情も起こりやすくなりますし

不平不満ばかりを持ち合わせて心はどんどん歪んでいくばかり

そんな状態の人に近づきたいと思う人は少ないでしょう。

認めてしまったらどうなるか解らないという不安は

その後に考えたらいいこと

冷静に考えてみると、認めないことが勝ちでいられるのではなく

認めないことこそが負けなのだということに気づけます。

そこに辿り着くまで私自身も時間が必要でした

沢山泣きました

毎日葛藤しました

最終的に行けた場所というのは、自分の負けを認めるということでした。

負けを認めると、人の目は気にならなくなります。

ノビノビできます。

今まで拘っていたことがバカバカしくなります。

沢山の呪縛から解放されて、とても自由な心になることができます。

最初に上げた人の声というのは、実はあと一歩の所にきているのです。

あと一歩をやるかやらないかは、自分次第です

負けず嫌いが故の言葉でもあるので、多くの人が選ぶ道は見えますがね＾＾