カウンセラーの大西さおりです。

「成功した」か「失敗した」か。

「うまくいった」か「うまくいかなかった」か。

多くの場合、それを判断するのは「結果」によってです。

ところが、その「結果」に至るまでの「経過」については、それほど重要視されていないような気がします。

たとえば、今は受験シーズンです。

受験において大切なのは、当然合格するかどうか、です。

でも合格したからそれでよかった、不合格だったからダメだった、ということで終わってしまってはもったいないように思うのです。

合格不合格それぞれにいたるまでの過程で、身につけることができたこと・足りなかったことがあったはず。

そこをちゃんと振り返ることができるかどうかは、合格か不合格という結果と同じかそれ以上に大きなものなのではないでしょうか。

受験だけではなく仕事や人間関係など、さまざまなことでも同じことが言えそうです。

結果だけで一喜一憂するのではなく、そこに至る経過にも目を向けることで得られるものはあるのだと思います。