カウンセラーの大西さおりです。

これといった長所もない自分に、自信が持てない。

漠然と自己肯定感が低い。

そう感じている人も多いのではないでしょうか？

もしかしたらこのような人は、あまり自分自身を誉めてあげることがないのかもしれません。

だって自分には、誉めるようなことはなにもないから。

そんな反論が聞こえてきそうです。

でも、それって本当ですか？

朝起きてから眠るまでの間に、さまざまなことをやっているはずです。

仕事や学校に行った。

誰かの分の食事もつくって食べた。

きちんと周りの人に挨拶をした。

…そんなことは誰でもやっている当たり前のことじゃないか、そう思うかもしれません。

では、誰もがやっていること、当たり前のことには価値はないのでしょうか。

誰もやっていないこと、人より優れていたり勝っていることしか価値はないのでしょうか。

今は当たり前にできていることも、もしかしたらできなくなることだってあります。

今できていることをきちんと評価して、自分を誉めてあげること。

小さいことでもそうした積み重ねが、自分に対する自信につながっていくのだと思います。