カウンセラーの大西さおりです。

もしもいつもイヤな気持ちにとらわれてしまう…ということがあるなら、そのイヤな気持ちを引き起こしている「考え方」に注目してみるといいかもしれません。

イヤな気持ちは、ある日突然どこからかやってくるわけではありません。

「なにか出来事が起こる」ことで「イヤな気持ちになる」のですが、じつはこの間にもうひとつの段階があります。

それは「出来事をどうとらえるか？」ということです。

同じような失敗を経験していても、反応は人によって違うことがあります。

ガックリと落ち込んでしまう人と切り替えられる人の違いは「うまくいかなかった」ということをどう考えたかの違いです。

たとえば、落ち込んでしまう人は「失敗した自分はダメだ」と考え、切り替えられる人は「失敗したことで改善点が見つかった」と考える…などです。

自分の考え方の傾向を知れば、イヤな気持ちにとらわれてしまうことが防げるかもしれませんね。