こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

信頼と一言で言いますが、どういう状態を言うのでしょうね。

例えば、小さな子供がハサミを使っているとします。

それは危なかしく、見ているこちらもヒヤヒヤする状況です。

貴方ならどうしますか？

①危ないよと言って止める

②あなたにはまだ早いと言って叱る

③持ち方や手の置き方を教えてやらせる

④何も言わずに見守る

貴方が子供の立場だとしたら、①～④のどの行動を信頼されていると感じますか？

答えは人の数だけあると思います。

それぞれの人の考えに基づくものですから

どれもこれも正解なのだと思います。

ただ、子供の立場に立った場合に

自分は信頼をされていると感じるのはどれなのでしょうね

本当の意味での信頼は④なのです。

①～③の行動は親である不安の表れとも受け取ることができます。

確かに持ち方も何も教わっていなければ、指を切ったりするでしょう。

そんな未来を予測して不安が沸き起こり、やめさせたり、叱ったり、教えたりという行動に出るのです。

信頼をして見守る側も勇気が必要です。

指を切って学べばいいという覚悟も必要です。

思いきれない状況にあると、①～③の行動をとってしまいがちなのです。

信頼されていないと感じながら過ごすよりも

信頼をされていると感じながら過ごすことの方が

メリットは沢山ありますし、精神的な安定にも繋がることは明白ですね。

怖い気持ち

怯える気持ち

ヒヤヒヤする気持ち

どうなるのかわからない不安

色々な物を抱えながら信頼をしていくのです。

それは大切であるというメッセージにもなりますし

何より信頼されていると感じた側の立場になった場合

一生懸命やろうという気持ちが湧き起こるものです。

お互いが信頼をしあって過ごしていきたいものですね＾＾