カウンセラーの大西さおりです。

夏の疲れが出て心身の不調を感じたときに、自律神経をととのえるにはどうしたらいいでしょうか。
いつでもどこでもできる方法のひとつとして、呼吸法があります。

私たちがふだん無意識に呼吸していますが、その多くは浅く短い「胸式呼吸」です。
呼吸にはもうひとつ、深くゆっくりとしている「腹式呼吸」があります。
この腹式呼吸は、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせる働きがあるのです。

やり方は簡単です。
吸うときはゆっくりと鼻から吸ってお腹をふくらませます。
吐くときは口から息を吐いて、ゆっくりとお腹をへこませます。
この呼吸を繰り返していくことで、副交感神経が優位になるのです。
いつでもどこでもできる呼吸法、これで心身をととのえてください。