カウンセラーの大西さおりです。

今日からパラリンピックが開幕します。

パラリンピックは障害者を対象とした、もうひとつのオリンピックです。

もともとは怪我をした兵士たちのリハビリのために行われたパラリンピックですが、現在はアスリートによる競技スポーツへと発展しています。

パラリンピックでは、さまざまな障がいのあるアスリートたちが自分の持てる力を発揮しようとする姿がみられます。

パラリンピックではそんなアスリートの持つ四つの価値を重視しているといいます。

・勇気（マイナスの感情に向き合い、乗り越えようと思う精神力）

・強い意志（困難があっても、諦めず限界を突破しようとする力）

・インスピレーション（人の心を揺さぶり、駆り立てる力）

・公平（多様性を認め、創意工夫をすれば、誰もが同じスタートラインに立てることを気づかせる力）

パラリンピックの父と呼ばれた医師は「失われたものを数えるな。残っているものを最大限に生かせ」という言葉を残したそうです。

この言葉は障がいのあるなしにかかわらず、どんな人にも当てはまるのではないでしょうか。