カウンセラーの大西さおりです。

自分に厳しい、というとどんなイメージを持つでしょうか。

その道を極めた人やトップに立つ人などを思い浮かべるかもしれません。

妥協を許さない、常に努力する…。

たしかに大切なことではありますが、ただ単に自分に否定的な評価をすることとは違います。

間違った自分への厳しさとは、自分のことを否定ばかりしてしまって自分に自信が持てなくなってしまうような状態です。

こうしたタイプはものごとをひたすら減点方式で評価している印象です。

失敗したらマイナス。

〜ができなかったからマイナス。

ちょっとでもうまくいかなければその分もマイナス。

ときにはちょっと考え方を変えて、加点方式でとらえてみるのです。

チャレンジしてみたことはプラス。

一部でもできたところはプラス。反省点が見つかったことはプラス。

どうでしょうか。

たとえ同じ結果だったとしても、気分はかなり違ってくるはずです。

慣れてくればどんどん加点するポイントは見つけることができています。

ぜひ、減点ではなく加点でいきましょう。