こんにちは。

カウンセラーの和田直子です

SMAPの解散発表があり、ショックを受けている方

びっくりされた方、残念に思われた方

きっと色々な心境をそれぞれに持っているのだと思います。

ニュースやネットを見ていて思うこと

報道は終始悪者探しにいつも必死なんだなぁということでした。

そういう文化なのでしょうか？

そしてそれらは私たちの心にも言えることなのだと

報道を見て改めて感じました。

自分の感情がどうにもならない苦しい状況の時

人は悪者探しをすることで心が軽くなれる面を持っています。

その苦しい心の状態がいつもあるのなら

いつも悪者探しをしていることでしょう

そうやって心の調和を取ろうとするのが人間だから

けれど、無意識の部分では

そんなことをしたってどうにもならない

解決にはならないという事を知っていて

だからこそ思い起こされたり、連想したり

心が時に悲鳴をあげたりするのではないでしょうか。

確かに誰かが言い出さなければそんなことにはならなかった

あの人がそんな事をしなければこうはならなかった

それは紛れも無い事実ですが、

もし、を考えて何かが変わることがあるのか

誰かを悪者にすることで本当の意味での解決になるのか

本当に心はそれを望んでいるのか

それでスッキリできるのか

モヤモヤはなくなるのか

悪者探しをして一致団結した所で

その絆は案外脆い

起こってしまったこと

過ぎてしまったこと

結果は結果

それをどう受け止めていくのか

真剣に向き合い受け止めようとする人は

悪者を探している余裕なんてこれっぽっちもないんです