カウンセラーの大西さおりです。

近年「怒り」をコントロールすることの重要性が注目されています。
どんな人でもイライラしたり、怒りを爆発させてしまうことがあるはずです。
ところが「怒ること」にはデメリットは多くあっても、メリットはほとんどありません。

怒られることが好きという人はいないでしょう。
怒りを制御できないと、まず人間関係に問題が生じてしまう危険性が考えられます。
本人にとっても怒りをぶつけるのは一瞬のことで、冷静になってみればそんな自分に対して後悔や自己嫌悪など否定的な感情を抱くことになります。
さらに怒りは血圧上昇やストレスを引き起こして、長い目でみれば健康にも悪影響を与えるとも言われます。

この「怒り」をきちんとコントロールすることが「アンガーマネジメント」です。
怒りが爆発してしまう前に、その怒りを静める方法を身につけること。
怒りを感じる自分自身の考え方の枠組みを、少しずつ拡げていくこと。

自分自身のためにも、アンガーマネジメントは必要なことなのです。