カウンセラーの大西さおりです。

どんな人でも、苦手だったり気に入らなかったりする相手があると思います。

悪い人ではないとわかっていたとしても、どうにも気になったり自分とは相性が悪いと感じてしまう。

距離を置ければいいのかもしれませんが、現実にはそんな相手ともなんとか付き合っていかなければならないものです。

そんな相手には「イヤな人」「苦手な人」「ダメな人」などと決めつけてしまいがちです。

こうして相手に「～な人」というレッテルを貼ってしまうと、それ以外の面は見えなくなってしまいます。

すると、ますますそうした面にしか目がいかなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。 

あたりまえのことですが、どんな人でも良いところと悪いところがあります。

また自分にとって悪いところと感じることでも、見方を変えてみれば良いところと思う人もいるかもしれません。

自分の感じ方を変えることは難しくても、「他の考え方や見方もある」と思うことはできるのではないでしょうか。 

知らず知らずのうちにレッテルを貼っていないか、ふりかえってみることが大切です。