カウンセラーの大西さおりです。

「芸術の秋」というわけでもないのですが、ひさしぶりに美術館に行ってきました。

行ってきたのはある一人のアーティストの展覧会です。

若い頃から現在までの作品を順に観ることができました。

同じようなモチーフを描いていても、時代によって受ける印象はずいぶん違います。

苦しんでいたり、迷っていたり、なにかに怒っていたり、心穏やかでいたり…。

その時代時代の作者の気持ちの変化のようなものが感じられました。

私自身は絵を描いたりといったことには縁が無いのですが、観ることは好きなのです。

とはいえ、価値がわかったり作品を理解しているかと言われると自信はありません。

なんとなく、この絵はいいなぁとか好きだなぁ、なにか気になるなぁ…くらいの気持ちです。

そうやって“なにか”を感じさせてくれるような絵に、心惹かれているような気がします。

「絵を見るということは、なにが描かれているかを知るためでなく、自分がなにを感じるかを知ること」

アートなんて苦手…と思っている方には、ぜひこの言葉を贈りたいと思います。

芸術の秋、いかがですか？