カウンセラーの大西さおりです。

１２月に入って街はクリスマス一色です。

あちこちで流れるクリスマスソングに華やかな気分になります…といいたいところなのですが、どうやらそうでもなさそうです。

なんとクリスマスソングを長時間聴いていると気分が落ち込んでくる、という説があるというのです。

クリスマスソングを聴くと、家族や親しい人と過ごす計画やプレゼントのことを考えなくてはいけない…と思うあまりに憂うつになってくるということらしいのですが…。

みなさんはいかがでしょうか？

私自身は毎年とくに家族や親しい人と過ごす計画もなく、プレゼントを用意しなければならないこともありません。

けれどクリスマスソングを聴きつづけると気分が沈むというのは、ちょっとわかるような気がします。

クリスマスソングの明るい曲調が、なんとなく楽しい気分を“強要されている”ような気持ちになってくるからかもしれません。

気持ちというものは（たとえそれが楽しいものでも悲しいものでも）、自分の中から自然にわきおこってくるものです。

「こういう気分になろう」と思ってなれるものではありません。

自分の気持ちをなかったことにしたり、認めなかったりすることはとても苦しいことのはずです。

たとえそれがどんな気持ちであっても、自分の気持ちを大切にすること。

楽しげなクリスマスソングが流れていても、惑わされないように…！