カウンセラーの大西さおりです。

毎日寒い日が続いていますね。

今日は大寒、暦の上ではもっとも寒い時期とされています。

冬は生き物だけでなく、植物にとってもじっと耐え忍ぶ期間です。

もう少したつと、木々は芽を出し始めます。

春が来れば、花もいっせいに咲き始めるようになります。

こうした植物のサイクルは自然にめぐって来るわけではなく、冬の寒さを経験することがスイッチになるのだそうです。

逆にいえば、冬を経験しないと新しい芽を出すことができないということです。

寒い間は葉を落とすことで力を蓄える、いわば準備期間といえるのでしょう。

人間にも、ときにはこうした準備期間が必要なときがあります。

ただし植物は四季というわかりやすいサイクルで生きていますが、人にはそのサイクルはいつなのか、どれくらい続くのかはわかりません。

いつになったらこの冬が終わるのか先が見えなくても、春は必ずやってくるはずです。

そのときまでしっかり休息し、芽を出す力を蓄えることが今やるべきことなのです。