カウンセラーの大西さおりです。

「今日もすてきな一日だった」

一日の終わりをそんな風に思って終えることができた日はありますか？

変わらない毎日で、すてきなことなんてない。

良いことなんか、なにも起こらない。

毎日、同じことの繰り返しばかり…。

本当にそうでしょうか？

この言葉を聞いたのは、熊本地震のことを報じたニュースでした。

地震で亡くなったある方の遺品の日記は、いつもこの言葉で結ばれていたそうです。

災害で亡くなったことは不本意でも、毎日を悔いなく生きていたのではないか…とその方の奥さまはおっしゃっていました。

毎日の生活の中で「すてきな一日だった」と思えることは本当にないでしょうか。

良いお天気だった。

ランチが美味しかった。

友達から楽しいメールがきた。

こんな小さなことでも、毎日の生活の中で彩りになっているはずです。

小さなことの積み重ねが、人生の満足感に繋がっていきます。

私も眠る前に、「今日もすてきな一日だった」と振り返ってみることを日課にしていきたいと思っています。