カウンセラーの大西さおりです。

同じ仕事をしているのに、一人で取り組んでいるときにはどっと疲れが大きく感じることはありませんか？

誰かと「今日は大変だったね」「お疲れさま」などと声をかけあうだけで、気分がすこし楽になるという経験がある人もいるかもしれません。

まさに“二人いれば苦労も半分になる”という言葉どおりです。

つらい体験や苦しい気持ちは変わらずとも、それを「わかってもらえた」「受け止めてくれる人がいる」と感じること。

それによって、すこし心に余裕ができてくるのでしょう。

「ひとりで抱え込まない」ということはとても大切です。

なにかストレスを感じたとき、誰かと共有できているでしょうか。

自分の気持ちに蓋をして、隠そうとしていませんか？

自分ひとりで頑張ることも、ときには必要です。

けれど、つらい気持ちを外に出したり誰かに頼ることも有効な手段なのです。

そしてもし、まわりの誰かが困っていたらぜひ声をかけてあげてみてください。