カウンセラーの大西さおりです。

昨日は新学期をひかえて学校に行きたくないと思っている人に、「逃げるが勝ち」だとお伝えしました。

でも学校に行かなかったらどうなってしまうのだろう？と不安に感じている人もいるかもしれませんね。

結論から言ってしまえば、学校に行かなくても生きていく方法はたくさんあります。

学校に行くことが普通だと思っていると、そこから外れたらもう終わり…と考えてしまいがちです。

そうでしょうか？

一歩踏み出してみれば、ほかに居場所はたくさんあります。

なにより、みんなが同じペースで生きていかなくてはならないというのも不自然な話です。

休まずに走り続けられる人もいれば、途中で休みをはさむ必要がある人だっているはずです。

いま立ち止まっている人には、それがその人にとって必要な時間だからなのです。

夏のあいだ元気に鳴いていたセミも、何年もの時間を土の中で過ごしていました。

新しい世界に飛び出していける時がくるまで、今はじっとエネルギーをたくわえているときなのかもしれません。