カウンセラーの大西さおりです。

星や月、太陽というものは暦や方角を知るための重要なもので、古代から人々の生活に密接に関わってきました。

遠い昔の人たちは、今よりももっと熱心に空を見上げていたことでしょう。

空を見るたびになにかロマンを感じてしまうのは、そのせいなのかもしれません。

少し先の話になりますが、12月26日には今年最後の部分日食を見るチャンスがあるそうです。

(残念ながら、当日の天気はあまりよくないようですが)

日食とは月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部（または全部）が隠される現象です。

私たちはこのような科学的な知識を持っているので、あらかじめ日食が起こることもその仕組みも知っています。

でも、なにもわからなかった昔の人にとって、大切な太陽が隠れたりかけてしまうなどということはとても恐ろいことだったでしょう。

どんなことでもその仕組みや理由さえわかれば、私たちはそれほど恐れを感じることはないのです。

同じように、自分自身についても「知る」ことができれば無駄に恐れることもなくなるはずです。