カウンセラーの大西さおりです。

GWのこの時期に、毎年東京で行われるイベントがあります。

それが「東京レインボープライド」です。

レインボープライドとは「LGBTQ、いわゆる性的少数者が、差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現」を目指した団体、およびイベントの総称です。

今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインで行われているそうです。

「LGBTQ」や「多様性」という言葉は耳にする機会は増えていても、当事者を取り巻く環境や誰もが暮らしやすい社会への実現には課題が山積みとなっているのが現状です。

レインボープライドは「らしく、たのしく、ほこらしく」をモットーに、性的指向および性自認（SOGI＝Sexual Orientation, Gender Identity）のいかんにかかわらず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現をめざしているといいます。

そして、まだまだ根強く残る差別・偏見、そこから起こる様々な課題をより多くの人が知ることで、日本社会全体で LGBTQおよび多様な価値観・生き方 に対する理解を深め、課題解決の一助となることを目的としています。

「自分らしく、誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会」は誰にとっても望ましいもののはず。

みんなにとっても身近で大切な活動なのだと気づかされます。