カウンセラーの大西さおりです。

カウンセリングに来られる方がよくいわれる言葉があります。

それは

「正しいのか？間違っているのか？」

「良いか？悪いか？」

などなど、どちらかひとつの答えを求めるような質問です。

「AかBか」「白か黒か」というように、答えはかならずどちらかにあるとすれば話は簡単です。

ところが世の中はそう単純なものではないことは、みなさんもよくご存じのはずです。

現実にはケースバイケースであったり、どちらともいえない場合があったり、そもそも正しい答えなどなかったりもします。

いわゆる「グレー」な部分があると、「白か黒か」では判断がつかなくなってしまうのです。

「わりきれないこと」があることを受け入れていくこと。

それができるようになることで、自然と生きづらさも軽くなっていくように感じます。