カウンセラーの大西さおりです。

朝早くから一歩外へ出ると、セミの大合唱が聞こえてきます。

夏の風物詩でもありますが、セミの声を聞くと暑さも倍増するような気もしてちょっとうんざりしてしまいますね。

でもセミがこうして大きな声でないているのは一生のうちのわずかな期間なのだそうです。

セミはほとんどの時間を土の中で過ごしています。

種類にもよるようですが、なんと数年の間は地中にいるのだとか。

外から見えている姿と実際の姿に大きなギャップあるのは、人間にも共通しているのかもしれません。

見えているのはその人のほんの一部分だけだとすれば、それですべてを知ったつもりで判断するのはちょっと早すぎます。

ちなみに私たちが知っているセミの地上での姿はせいぜい一週間ほどしかないといいます。

それを知ってしまうと、うるさく感じる大きなセミの声も応援したくなる…かもしれませんね。