カウンセラーの大西さおりです。

人にはそれぞれ人生において「大切にしているもの」があります。

ある人にとっては、自分自身が向上していくことであるかもしれません。

ある人にとっては、まわりの人とうまくやっていくことかもしれません。

またある人にとっては、正しく正直であることかもしれません。

人それぞれにとって大切にしているものがあるはずで、どれが正しいかとかどちらがすぐれているかということではありません。

ところがこれがいきすぎてしまうと、途端に自分自身を苦しめるもとになってしまうことになります。

いつも上を目指し続けなければいけない。

なにがあっても人とうまくやっていくことが大切だ。

どんなことでも正しくあるべきだ。

自分にとって大切なものが、いつのまにか自分を苦しめている「おもり」になっていないか。

自分自身をふりかえってみてはいかがでしょうか。