カウンセラーの大西さおりです。

わたしたちは「怒り」という感情とうまく付き合っていくことを求められています。
怒りはそもそも身を守るための必要な感情です。
でもだからといって、感情のままに怒っていては多くのものを失うことにもなりかねません。
怒りを向ける／向けられることでトラブルになったり、人間関係に悪い影響が出かねないからです。

単に怒りを出すか出さないかという二者択一ではなく、必要な場面では正しく怒り、怒る必要がないようなときには怒らないようにすることが必要なのです。
そのためには自分の怒りを「うまくコントロールする」ということが重要になります。
これは正当な怒りなのか、それとももっと違うなにかを相手にぶつけているだけなのか？
まずは自分がなにに対して怒っているのか、自分の怒りについて知ることからはじめてみましょう。