こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

私達には家族や友人、職場の人間関係、子供の親同士等々

あらゆる人間関係が存在しています。

そして関係性が近ければ近い程ついつい期待してしまうのが人間というものです。

察してほしい

気付いてほしい

上手くいってほしい

沢山勉強してほしい

認めてほしい

褒めてほしい

してほしいことは出せばキリがないほどに出てくるものでもありますね。

けれど、そういったしてしいという思いは時として期待になります。

自分が泣いていたら寄り添って慰めてくれるだろう

自分が落ち込んでいたら元気づけてくれるだろう

寂しい思いをしていたら察して抱きしめてくれるだろう

無意識についつい期待をして、期待をする度に裏切られ

裏切られたことに憤慨する

これでは本末転倒ですね。

相手の期待に応えるには自己犠牲が必要になります。

健全に過ごしていたら自己犠牲を払う必要はありません。

ただ自分からしたら自己犠牲を払わないことが裏切りと捉えてしまうのです。

そもそも期待してしまうことは、自分の思い通りにしたいということです。

人を自分の思い通りにできるかといえば答えはもちろんNOですね。

期待をしたところでそれは叶わないということを肝に銘じていたら

裏切られて傷つく悲しみは随分と減ってきますし

自分が逆の立場であっても期待に応える必要はなくなってくるのです。

期待に応え合う関係というのは

大切な人に我慢を強いるわけですから亀裂を生じさせます。

お互いに笑い合える関係を築いていくには何が必要なのか

一度立ち止まって考えてみることも大切なことですね＾＾