こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

常識とか、普通とか、一般的とか

世の中には基準を示す言葉があって

それに反れないように気をつけている人も多いのだと思います。

集団生活や協調性という部分でそういった基準は必要ですからね。

人によってはここから外れてしまうことは仲間外れにされることと同義と捉えていたりもして

自分の軸を差し置いておいて常識を優先するという人も珍しくありません。

常識や普通といった観点を重視するあまり

自分自身の中にどんどん生まれてきてしまうワードは

～しなければいけない、とか、～べきだといった考え方です。

ある程度は必要なことではありますが、何事も過ぎることはよくありません。

自分で自分を縛っていくことで窮屈になるけれど、やめることができない

そもそも、やめるべきではないし、いや！やめてはいけないのだ！

と段々とエスカレートするのが人間でもあります。

そうなってくると他人の行動まで気になって仕方なくなってしまいます。

少しでも常識から外れたことをしようものなら

出番を待っていましたとばかりに注意をしたり

家の中にまで常識を持ち出して、本来寛ぐ空間であるはずが

まったく気が休まらない、そんな場所に変えてしまうことも少なくありません。

常識を守ることはとても大切なことですが

そこに捉われてしまうことで、無駄な正義感が生まれ、

守らない他人が許せないとまで発展してしまうものです。

その正義感が故に責めてしまう人も案外多かったりしますから。

責め合う関係を好む人は恐らくいないことでしょう。

親しき仲にも礼儀ありという言葉がありますが、

親しい仲だからこそできるフランクさというものがあるのも事実です。

常識という物差しで必ずしも図れないからこそ人間関係が成立する部分もあるはずですから。

スーパーで大声をあげていたり

騒ぎ立てていたり、そんな光景を見る度に、

お互いに許し合うというものが常識にならないかな～なんて思っていたりもします＾＾