カウンセラーの大西さおりです。

「人に頼る」ことが苦手だという人は多いものです。
人に迷惑をかけないように…とか、自分の力でやりとげる…といったことが良いことだという意識が強いほど、そういった傾向があるようです。
でも人に頼るというのは、自分ができないことや自分の弱さを見せたりすることではありません。

「人に頼る」ということは、相手を認めているからこそできることだからです。
人から認められて嬉しくない人はいません。
頼ったり頼られたりということから信頼関係も生まれてくるのです。
もちろん一方的に頼るだけ、頼られるだけではいけません。
相手ができないことで自分にできることがあればすすんで引き受けたり、その都度きちんと感謝を伝えることは必要です。
どんな関係であっても「持ちつ持たれつ」というような「頼る力」が大切なのです。