こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

依存症はとても深刻な問題ですね。

それなしには心の安定を保つことが難しくなりますし

何よりも優先しようとしてしまうため、あらゆる事に支障が出てしまいますから。

依存の対象は人によって様々ですが、

まずは依存対象がなくても大丈夫な状態を保持することが大切です。

依存に陥りやすい人の傾向として、不安になりやすい人があげられます。

不安な気持ちはどんな人にも沸き起こる一つの感情です。

出来ることならば持ち続けるよりも消えていた方が楽と捉える人の方が多いのが事実です。

そして別の事で気が紛れたりしますから、たまたま飲んだお酒が依存になってしまったということがあるのです。

もちろん、その背景には欲や考え等色々なものが入り混じってはいますが。

不安だからお酒を飲むという行動を続けていると

お酒を飲まないと不安という状態に変わっていきます。

ずっと飲み続けていることでこの時間には必ずお酒を飲まなければならない

という謎にルーティン化していったりもします。

感情に対して否定することはどんな感情であっても必要ありません。

沸き起こるものに対して否定をしたり、抑え込んだり、なかったことにしようとしたりするのは

こじらせる一つの原因となってしまうことも多々あります。

不安も否定する必要はありません。

抱く不安の大半は未来に対してのものである場合が多くありますから

その時が来てから考えても大丈夫なケースがほどんどだったりします。

依存は不安な気持ちを消し去ろうとすることで

ある意味こじらせている結果といえるのかもしれませんね。

そうならない為に、不安の感情と自分なりに付き合っていけるといいですね。