カウンセラーの大西さおりです。

ある女優さんがいつも心がけていることとして、楽しいときにはあえて声を出して笑うようにしていると話しているのを聞きました。
あえていつもより大きな笑い声を出すことで、楽しい気持ちも大きくなるからだというのです。
この話を聞いて、人には楽しいから笑うだけでなく、笑うから楽しくなるという一面もあるという説を思い出しました。

人は笑うときには表情筋という顔の筋肉を使います。
この表情筋が動くことで脳に刺激が与えられて、脳は楽しいと感じることになるのだそうです。
これは作り笑顔のときでも同じように効果があるといいます。
大きな声で笑うということはそのぶん表情筋も大きく動かすことになりますから、脳は楽しいと感じやすくなるのかもしれません。
ぜひみなさんも笑顔でいることを心がけてみてはいかがでしょうか。