カウンセラーの大西さおりです。

3月になっていよいよ春らしくなってきましたね。

陽射しや海の色などに、ふと春を感じたりすることがあります。

春が近づくごとにこころが浮き立つ気分です。

その一方で春先にはとくに心身の疲れやだるさを感じやすくなることがあります。

人によっては気分の落ち込みなどメンタルの不調がある場合もみられます。

春に特有なのが、高気圧と低気圧が短期間で頻繁に入れ替わるということです。

さらに日中の暖かさと夜の冷え込みの気温差が多い日が多く、また日照時間も徐々に増えていくことで身体に大きなストレスがかかるのです。

そのために自律神経の働きが乱れてしまいがちです。

自律神経が乱れやすいこの季節に、こころがけたい点は以下の通りです。

まずはバランスの良い食事で必要な栄養素をしっかり取ること。

そして休養と睡眠をしっかり取り、朝起きたときに太陽の光を浴びること。

セロトニンというホルモンは神経の安定に深く関わっています。

太陽の光を浴びることでこのセロトニンは活性化することが知られています。

さらに軽い運動（有酸素運動）を続けることでも、セロトニンは活性化しやすくなるといわれています。

食事・睡眠・運動の三つに気をつけて、春の不調を乗り切りましょう。