カウンセラーの大西さおりです。

なんとなく対応に困る場面というのがあります。

そのひとつがあきらかに相手が悪意を持っているのならともかく、そうでないことがわかっているとどうしていいのかモヤモヤしてしまう…というパターンです。

基本はコミュニケーションの意味は、受け手が決めるということです。

たとえ相手にとっては悪気がなかったり好意からだったとしても、受け手にとってそれが好ましいものでなかったのならばそれは良いコミュニケーションではないということになります。

そして、そうした相手の言動を受け取るか受け取らないかも自分が決めることができます。

相手の気持ちがどうであったとしても、もしも自分が好ましくないと感じたときにはそれを受け取らなくてもいいのです。

面と向かってノーと言えなかったとしても、心のなかでスルーしてしまうというのもひとつの方法です。

選択肢は受け手にある、ということをしっかりおぼえておいてくださいね。