カウンセラーの大西さおりです。

今日から秋の読書週間が始まります。

みなさんは本を読んでいますか。

おとなになると勉強や資料を読む機会はあっても、純粋に物語を楽しんで本を読むことは少なくなっているのかもしれません。

読書（物語を読むこと）にはストレスを軽減させる効果があるといいます。

物語を読むということは、未知の情報に触れるということです。

このとき心身をリラックスさせてくれる副交感神経が優位になっているのだそうです（もちろん物語の内容にもよりますが）。

また著者である他者の思考に触れるために、知らず知らずのうちにさまざまな視点を得ることにもつながります。

物語を読むというのは、他者の人生に触れるということです。

登場人物たちに感情移入することで、自然と共感力やコミュニケーション能力も高まっていくといいます。

また物語の世界に没入すると、たとえ短時間でも日常生活での不安や悩みなどから解放されることができます。

自分の人生では経験できないようなことも、物語のなかで疑似体験することだってできます。

本を読んでわくわくしたりスッキリしたりといった経験は誰にでもあるはずです。

秋の夜、ひさしぶりに本を手にとってみるのもいいかもしれません。