カウンセラーの大西さおりです。

イヤな気分から抜け出せなくなる、という悩みをよく聞きます。

上手くいかないこと、失敗してしまったことというのは誰にでも起こるものですが、そのときの落ち込んだ気持ちを引きずってしまう人とそうでない人との違いはどこにあるのでしょうか？

その一つに視点の違いがあるのだと思います。

「過去を振り返るのか」

「未来を考えるのか」

過去をいくら振り返っても、起きてしまったことはもうどうしようもありません。

“変えられない過去”を思い返してみても後悔だけが残り、そのたびにイヤな気持ちになるだけです。 

気持ちを切り替えられる人は、後悔するよりも“分析”をしているのではないでしょうか。

「なにが原因だったのか」「うまくやるためにはなにが必要だったのか」とその先を考えているのです。

 過去を思い悩むか、未来を考えていくのか、みなさんはどちらを選びますか。