こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

感情の起伏はどんな人にもありますが、その波の大きさは人それぞれです。

大きな波を持つ人ほど、波の小さい人に憧れを持つ

誰だって怒りっぽい人よりも穏やかな人の方がいいに決まっていますよね。

怒りっぽい自分を責めたり、否定したりして、また怒っての繰り返しになっていませんか？

穏やかな心でいたいから、そうしようと試みてみるものの、

持続は難しいものですから繰り返しになってしまいますよね。

何故なら、穏やかな心でいる為に沢山の我慢をしているからです。

いつもなら怒ってしまう場面で我慢をし、頑張ってニコニコしてみたりと無理をすることで

ニコニコにも限界は来ますから、いつも以上に怒ってしまうというループになってしまうのです。

ラディッシュ実験というものがあります。

それは空腹な人の目の前にクッキーとラディッシュの二つを置く

一つのグループにはクッキーは食べていいとし

もう一つのグループにはラディッシュは食べていいとする

空腹な人にとってラディッシュを食べるよりもクッキーを食べたいものですよね。

その後、両者にとてつもなく難しいパズルを解いてもらう。

早々と諦めたのはクッキーを我慢してラディッシュを食べたグループだったのです。

この実験から我慢や自制心は枯渇するという結果が得られています。

つまり、自制心（我慢）は無限のものではなく、限界があるということ。

穏やかでいようと試みるのは素晴らしいことですが

我慢の連続になってしまっては結局ループをして自己嫌悪という悪循環になってしまいかねません。

自分の我慢に自分で気が付くことは穏やかな心を手に入れる第一歩ではないでしょうか。

ループしている人ほど我慢の自覚がありません。

むしろ我慢していないと思っていたりもします。

私がそうでした笑

自分の心に自分で向き合って対処をしていくこと

結局はこれに尽きるのかもしれませんね＾＾