こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

どんな人も自分の命を守る為の本能が備わっています。

とてつもない事故に遭ったけれど、一命をとりとめたという話はよく聞きますね。

その防衛本能は体だけではなく、心にも備わっています。

心も壊れてしまっては命に関わってきますから。

その防衛本能は人間全員についていますが、

いつ、どんな時に使っているのかは人それぞれになってきます。

過去に沢山傷ついた人

毒親で育った人

イジメを受けた人

それだけに限らず、他人からは些細に思えるようなことであっても

自分にとっては深く深く傷として残っている人は沢山います。

そうやって傷ついてきた経験があるからこそ強くなっていくのかもしれませんが、

それは傷が癒えてからの話です。

傷を癒すことなく強くなっていくことはほとんどなく、

傷があるからこそ怖がって行動できなくなったり、人と関わることに躊躇してしまったりするのです。

傷が癒えていない人

傷自体を認識していない人

傷の存在を認めない人

色々な人がいますが、傷を持つ人は様々な場面で防衛が強く働いてしまいます。

その防衛が故に人と真正面で向き合えなかったりするのです。

多くの人は今自分は防衛している、と意識している人はほとんどいないでしょう。

ですが、人と関わることが怖い、輪の中に入りたいけれど入れない、

いつも他人の視線が気になる、自分に自信がない等

生きづらさや悩みとして考えることはできます。

その悩みと傷は繋がっている事が多くありますから

目の前の問題を解決したい場合はどんな傷があるのかを探すことは

生きづらさを解消していく為の近道になるのかもしれません。

誰だってしんどさを感じるよりも楽しさを感じたいものです。

自分で自分を守ることは快適な生活とは正反対の方向になりますから

まずは気づいていくことから始めてみませんか＾＾