カウンセラーの大西さおりです。

「あの人は愛想がいい人だ」というのと「あの人は八方美人だ」というのでは、それぞれどう感じるでしょうか。

まさに「モノは言いよう」という言葉どおり。

同じ人のことを言っているはずなのに受けとるイメージは大きく変わってきます。

人はネガティブな言葉を使えばネガティブな印象を受けとるし、ポジティブな言葉を使えばポジティブな印象を受けるものです。

だとすればネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換することで、気分をコントロールすることが可能かもしれません。

まずは自分自身について、ネガティブなイメージを持っている点を言い換えてみます。

「周囲の目が気になってしまう」→「他者の立場に立って自分を見ることができる」

「人見知り」→「控え目な性格」

同じように他人に対してもやってみましょう。

「口うるさい」→「細かいことにも気がつく」

「強引な人だ」→「実行力がある」 

ちょっと無理矢理かなと思っても、こんな風に受け取ることもできるのかも…と見方をすこし変えられればそれで十分です。