こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

何度も書いていますが、この世に完璧な人間なんていません。

けれど、完璧主義は存在します

実は私自身、完璧主義の罠にはまったことがあります。

完璧になろうと思ってなったわけではありません。

なろうとも、なりたい、とも思いませんでした

ただ日々の家事や仕事、色々なものをきちんと、きっちり、やりたかっただけなのです

それが次第にやらずにいられなくなり

放っておくことも、ちょっとの汚れも無視できない

毎日子供を同じ時間に寝かさなくては！！というような少し強迫じみた考え方になっていってしまっていました。

何が罠かというと

きっちり、きちんとやっている自分自身にとって

そのペースを乱されること

絶対に守っていることに対しての少しのズレの存在が許せなくなってきたことですね

自分の完璧主義を他人にも押し付けるようになってしまったのです（私の場合は夫）

今すぐにやってほしいことをやらないことにイライラし

そんな私をみて夫もイライラし・・・というまさに悪循環の日々でした。

元々てきとーな性格だったはずなのに、

～しなくてはいけない

～しなければならない

～するべき

そんな考え方がてきとーさえも叶わず完璧主義へと変身したように思います。

ちょっとのことも許せないので楽なはずもなく

でも考えを曲げることもできず、苦悩の日々を送ったことをよく憶えています。

どうやって抜け出したのかというと

ちょっとぐらいズレたって、家族が笑っていられるのならそれでいいと

ズレの存在ややらない自分、できない自分、休憩する自分

色々なものを許していったから

許せない内は抱え込むしかありません。

いつまでも拘っていても仕方がない、そう諦めたのも事実です。

今は時々罠にはまりそうな自分を思いながらも

途中で軌道修正していけるようになりました。

苦しい思いをしたからこそ解る方法というのが必ずありますから

もちろん、そこにいくまでは大変な道のりですが、なんとかなるもんです＾＾

完璧というないものを理想に掲げても仕方の無いこと

時には諦めることも必要

そしてその諦めた自分を許すことが幸せへの道ではないでしょうか＾＾