カウンセラーの大西さおりです。

夏休みのある一日、ボランティアで子どもたちのサマースクールのお手伝いをしました。

私の受け持ったクラスでは、絵手紙で家族に向けた暑中お見舞いを作るというテーマでした。

手順としては

折り紙でスイカを作る

→そのスイカや用意されているパーツをハガキに貼る、好きな絵を描く

→暑中お見舞いの文章を書く

というものです。

出来あがった子どもたちの作品を見せてもらって、びっくりしました。

十数人の子どもがそれぞれまったく違ったものを作り上げているのです。

自分で作るスイカ以外のパーツは何種類か用意していました。

それでもじつは、どれも似たようなものになってしまうのではないかと心配していたのです。

結果は逆に、よく同じパーツを使ってこんなに違う作品になるものだと感心するようなものが出来上がったのです。

十人十色という言葉がありますが、まさにそのとおり。

子どもたちの元気で個性的な作品で、「ひとそれぞれ」ということをあらためて見せてもらえました。