カウンセラーの大西さおりです。

なにかものをもらったり、なにかしてもらったときに「ありがとう」と言えますか？

「すみません」「そんな、いいのに…」「ごめんね」

本当は嬉しいのに、口から出てくるのはこんな言葉ばかり。

嬉しいより先に、「（してもらって）悪いな」と思ってしまう。

こんなことありませんか？

逆に、自分が相手になにかあげたりしてあげるときも「もしかして迷惑なんじゃ…」と考えてしまってなかなか行動に移せないことも。

どちらも考えすぎだったり、深読みのしすぎですよね。

相手は自分がしたいと思って、なにかをしてくれているのです。

だったら相手が与えてくれたものに対して、素直にうけとる。

そして素直に自分の気持ちを伝える。

自分がしてあげたいと思うことは、素直に与える。

なぜなら、その行為をどう思うかは受け手である相手が決めることだからです。

してあげたいという自分の気持ちは、素直に表現する。

この二つは裏表のようなものです。

どちらも「自分の気持ちに素直になる」ということ。

そして「率直に行動で示す」ということ。

考えすぎているよりも、ずっとたくさんのことをもたらしてくれるはずです。