カウンセラーの大西さおりです。

先日、認知症についての市民勉強会に行ってきました。

いまでは認知症はめずらしい病気ではありません。

自分や家族、身の回りの人をみまわしてみれば、誰かが関わっているのではないでしょうか。

なかでも大変な思いをされているのが、認知症の家族を介護している人だと思います。

多くの方がみなさん同じようなことで困っているといいます。

そこで勉強会で学んだ、認知症の介護をしている方へのメッセージを紹介します。

1　ひとりでかかえこまないで介護仲間を作ろう

　　同じ悩みを共有することで情報が得られたり、安心したりできます

2　自分をほめてあげよう

　　「やってあたりまえ」ではなく頑張っている自分を認めてあげる

3　がんばりすぎない

　　できること、できないことがある。時には助けを求めよう

4　健康に気をつけて自分を大切に

　　ときには愚痴を聞いてもらうことも必要です

5　腹が立ってもあたりまえ

　　怒ってしまう自分を責めない

6　知識を持とう

　　病気だけでなく、公的な制度や使えるサービスについても

7　認知症を隠さない

　　早期受診と治療が大切

　　周囲の人の理解と助け

カウンセリングを受けることで、自分自身と向き合う時間を持つことも方法の一つです。

介護される方との、かけがえのない時間を過ごしていただければ…と願っています。