カウンセラーの大西さおりです。

つらい気持ちになってしまったとき、まるで穴に落ち込んでしまったかのようにそこから脱出できなくなってしまう…。

これでは出口が見えずに、さらに苦しくなってしまいます。

これは「つらい気分」に飲み込まれてしまい、なにも考えられなくなってしまっている状態です。

この状態を変えるには、「つらい気分」に目を向けて正体をつきとめなければなりません。

「つらい気分」といっても、そのつらさはまだぼんやりとしています。

これでは原因も見えてきません。

「仕事でミスをしてつらい」というときに、そのつらさが「悔しさ」なのか「情けなさ」なのか「絶望」なのかでは、ずいぶん内容が違います。

まずは自分の気分にぴったりな言葉を見つけることから始めてみましょう。

自分の気分を言葉にするということは、自分の気分を客観的にみつめることです。

ぴったりな言葉を見つけることに慣れてくると、しだいに「つらい気分」に飲み込まれにくくなります。

自分の気分にぴったりな言葉は何なのか？

意識して見つけていきましょう。