カウンセラーの大西さおりです。

人はそれぞれが違う存在です。

十人十色というように、だれ一人として同じ人はいません。

なにを当たり前のことをいっているのだろう？と思われるかもしれません。

でも意外とこの「当たり前」を、私たちは忘れてしまいがちです。

人はそれぞれが違う人ということは、人は自分とは違う人ということでもあります。

それなのに

「～するのは当然だ(私にとって当然なのだから)」

「～するのが(私にとっては)普通だ」

「みんな～だ(と私は思っている)」

…こんなことを言ったり考えたりしていないでしょうか。

これらはみんな「自分の考え」にすぎないのに、誰にでも当てはまると思い込んでしまっているのです。

そうなると、そこからはずれている人に対してイライラしたり、許せない！とまで思ってしまったり…。

こんなときに、ちょっと思い出してみたいのです。

そもそも誰もが自分とは違う人なのだ、と。

違いがあってもそれが当たり前のことだと思えれば、たいがいのことは認められるような気がしませんか？