カウンセラーの大西さおりです。

物事というのはたいていの場合、思ったようには進まないものです。

というよりも、予想外の出来事の連続ばかり…といってもいいかもしれません。

その予想外の出来事にどう向き合っていくか？

このことが、受けとるストレスと大きな関係があるように感じます。

変化や予定外のことに大きなストレスを受ける人の特徴のひとつは、「～べき」と考えがちだということ。

「絶対に～すべき」

「必ず～でなくてはならない」

こんな言葉を多く使っているというタイプです。

このような「～べき思考」では、変化や予定にないことは受け入れることが難しくなりがちです。

また「どうしてこうなってしまったのか？」などと考えて、自分や他者を責めることにもつながってしまいます。

逆に変化や予定にないことについてあまりストレスを感じない人というのは、「～べき思考」とは無縁です。

「～であれば良いが、そうでないこともある」

「必ずしも～とは限らない」

一見するとずいぶんハッキリしないなぁ、と思われるかもしれませんね。

でもこれくらい柔軟な考えでいることが、ストレスにうまく対応していけるのではないでしょうか。