カウンセラーの大西さおりです。

イヤな気持ちになってしまったとき、さらにつらいのはそのイヤな気持ちを引きずってしまって逃れられなくなってしまうことではないでしょうか。

なぜ引きずってしまうのか？

多くの場合、自分でもイヤな気持ちの正体がわからずにいるときに起こるような気がします。

自分の気持ちなのに正体がわからない？と思われるかもしれません。

でもちょっと振り返ってみてください。

たとえば「明日は仕事に行くのがイヤだなぁ」と感じたとき、そのなかにはいろいろな感情がふくまれています。

苦手な上司に怒られるかもしれないことが怖い。

新しいことをはじめることへの不安。

初対面の人に会う緊張。

他にも憂うつだったり後悔だったり、もしかしたら怒りといった感情かもしれません。

なんとなく「イヤな気持ち」「つらい気持ち」と思っていた感情も、その内容はさまざまです。

さらにいくつかの感情がミックスされている可能性だってあります。

まずは自分のイヤな気持ちの正体を知ること。

それができれば、どうしていけばいいのか？ということのヒントもわかるかもしれません。