カウンセラーの大西さおりです。

人にはそれぞれ“くせ”があるように、考えかたにもその人なりの“くせ”があります。

たとえば「あら、メイク変えたんだね」と友人に言われたら…？！

Aさんの反応は「気づいてくれたんだ、似合うでしょう？うれしい！」

Bさんの反応は「え、気がついたの？どこかおかしいかしら…やっぱり似合わないんだ…」

同じことを同じように言われたにもかかわらず、こんなに反応がちがうなんて不思議です。

でも、これはAさんとBさんの考えかたのくせが違うからです。

本当のところ、この友人がどういうつもりで言ったのかは本人に聞かなければわかりませんよね。

Aさんはものごとをいいほうにとらえがちな“考えかたのくせ”があり、

Bさんはなんでも悲観的に考えてしまう“考えかたのくせ”があるのです。

もし普段からいやな気持ちになることが多いと感じるのなら、

もしかしたらこの“考えかたのくせ”があなたをいやな気持ちにさせているのかもしれません。

自分の中の“考えかたのくせ”がどんなものか、ちょっと意識してみるのもいいかもしれません。