カウンセラーの大西さおりです。

先日、ある研修会で聞いた話です。

講師の先生は学校をまわってお話しすることも多いそうなのですが、子どもたちと接してあることをすると子どもたちの反応が変わるのだそうです。

それは「ちゃんと子どもの話を聴く」こと。

その先生がちゃんと子どもの話を聴くと、子どもたちもしっかり話を聴いてくれるようになるのだそうです。

そんなこと誰でもしているじゃないか、と思うかもしれません。

その先生の「ちゃんと話を聴く」というのはどういうことなのでしょうか。

まずはしっかり目を合わせること。

あいづちや頷き、表情やしぐさを合わせること(聴いているからこそ合わせられます)。

そして話している内容を「そう、～なんだね」と言葉で返してあげることで、あなたの話を聴いているよということが伝わるといいます。

自分の話をちゃんと聴いてもらえた、と感じると自然と子どもは相手の話を聴くようになるのだそうです。

どうでしょう、普段ちゃんと話を聴けているでしょうか。

これらは決して子どもに限ったことではないはずです。

自分の話を聴いてもらいたかったら、ちゃんと相手の話も聴く。

当たり前のようですが、なかなか出来ていないのかも…。

私も普段の自分を振り返って、ちょっと反省です。