カウンセラーの大西さおりです。

またもや大型の台風が近づいてきています。

毎度のように「これまでにない～」とか「観測史上最大の～」などという表現が出てきています。

こういう場合に、今までは大丈夫だったと考えたりこれまでの経験に照らし合わせて判断することが多いのかもしれません。

けれど、もしかしたら今度こそ大きな被害に遭うかもしれないと考えて行動することが身を守ることに繋がるのです。

人間のこころのなかには、危険が迫っているかもしれないと考えるよりも「今度も大丈夫」だとか「自分だけは安全だ」と思いたい性質があるのです。

こうしたこころの働きは災害の時にクローズアップされることが多いのですが、普段の生活のなかでもみられます。

ストレスが高まっていても、まだまだ自分は頑張れると軽視してしまう場合。

DVや虐待、いじめなどの当事者が(客観的に見ればなぜ言い出さなかったのかと思うような事態でも)たいしたことではないと考えてしまう場合。

自分自身が事態を過小に判断してしまうかもしれないのだと常に考えていた方が良いのかもしれません。

そうそう、ぜひ台風の備えはしっかりと！